インドネシアの屋台メシ、サテアヤムをおうちで。
先週末、6月27日のランチタイムに開催させていただきました「世界の料理教室&世界の料理パーティー ~インドネシアのキッチンから~」では、インドネシアのパーティーメシ「マルタバッミー」とインドネシアの屋台メシ「サテアヤム」を作って食べました。
前回の記事では、自由自在にアレンジできる「マルタバッミー」について、参加者の方々の個性あふれるマルタバッの写真とともにお話させていただき、今回は、「サテアヤム」についてお話したいと思います。
まず、「サテ」とは 「串焼き」という意味で、「アヤム」は「鶏肉」という意味です。つまり、「サテアヤム」は「串焼きチキン」という意味で、日本でいう焼き鳥みたいなものです。
そのため、肉の種類によって「サテ」の名前も変わり、
・ヤギ肉「サテカンビン」
・牛肉「サテ・パダン」
・馬肉「サテ・クダ」
・羊肉「サテ・ドンバ」
などがあったり、魚のすり身を串に付けたつくねのようなものは、「サテリリッ」と呼ばれます。
今回、クッキングクラスで作ったのは「サテアヤム」なので、ピーナッツソースも作って、かけて食べたのですが、肉の種類によって、かけるソースは変わるらしいです。
ピーナッツソースも、屋台ごと、レストランごとに独自のレシピがあり、辛い物、甘いもの、ニンニクが強いもの、ほとんどピーナッツでできているもの、油たっぷりのもの、など様々です。そのため、自分の好みに合わせて、自分の好きなソースを出している屋台やレストランを探すそうです。
クッキングクラスでも、「お好みで」といって、唐辛子の量や黒糖の量、ニンニクの量は各自で調整していただきました。
全員が作り終わって写真を見ると、見た目でもその違いははっきり分かり、色の薄いピーナッツソースを作った方、色の濃いピーナッツソースを作った方どちらもいらっしゃいました。
こちらは、薄い色のピーナッツソース。
こちらは、黒いピーナッツソース。
ピーナッツのつぶし具合も様々です。粒々感を残したい人は、すり鉢などを使ってつぶしすぎず、滑らかにしたい人は、ミキサーなどを使って徹底的に細かくしていました。
また、作り方を教えてくれたキキが、
「インドネシアでは、屋台では、皿の上にサテを寝かせて置いて、そこにピーナッツソースをかけたり、器にピーナッツソースを入れてディップして食べたりするけど、おしゃれなレストランとかでは、サテ数本を上を束ねて、皿の上にサテを立てる」
という話をしたら、その通りに作ってくださった参加者もいらっしゃいました。
これが、レストラン風です。
これには、インドネシア人のキキもびっくり。
「インドネシアのレストランに行った気分になれそうだなぁ!私もこんな風に盛り付けたらよかったなぁ…!」
と思いました。
次つくるときは、こんな風におしゃれに盛り付けてみたいと思います!
参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!