【旬の食材を食べよう】トウモロコシ Part2

前回の続きで「トウモロコシ」の話題です。

前回は、トウモロコシの栄養についてお話ししましたが、今回は、トウモロコシの種類についてお話します。

様々な種類のトウモロコシ

私たちがよく食べるスイートコーンにも、粒が黄色いものと白色のもの、黄色と白色が混ざったものなど種類があります。
その他にも、前回お話ししたヤングコーンやポップコーンも食べられています。

しかし、私がルワンダで食べたトウモロコシは、また違うものでした。私が知っているトウモロコシのように甘くなく、味はあまりせず、炭火で焼いていたこともあり香ばしいくらいです。
すぐに味に飽きてしまい、一つまるまる全部自分で食べるのは難しいと感じました。

トウモロコシにはいくつ種類があり、どんな種類があるのでしょうか?

 

 目次
1.トウモロコシの栄養(Part 1)
2.トウモロコシの種類
3.世界のトウモロコシ料理(Part 3)

 

2.トウモロコシの種類

まず、トウモロコシには、大きく分けて6種類あります。
ひとつずつ見ていきましょう!

2-1. スイートコーン

前回の記事から何度も出てくるこちらが、日本で一般的に食用として用いられるトウモロコシです。最近では、生で食べられる品種も栽培されるようになり、甘さとみずみずしさ、その皮の柔らかさから、まるで果物のように食べられます。

そんなスイートコーンには3つの種類があり、冒頭で少しお話した粒が黄色のゴールデンコーン、粒が白色のシルバーコーン、それらがミックスされたバイカラーコーンがあります。

これらそれぞれにも特徴があり、例えば、シルバーコーンは小粒でつやがあり、粒皮が軟らかく甘みも強いという特徴があり、サラダとの相性が良いです。バイカラーコーンは、黄:白=3:1で、最も甘味が強いとされ現在の日本のトウモロコシの主流となっています。

かごに盛られたスイートコーン

2-2. デントコーン

このトウモロコシは、コーンスターチの原料として使われます。コーンスターチは、あまりなじみがないかもしれませんが、お菓子作りをする方は常備しているのではないでしょうか。

デントコーンは、成長過程で糖分がデンプンに変わってしまうので、そのまま食べることには向きません。しかし、それを生かして作られたのがコーンスターチです。(スターチ:starch は、でんぷんという意味です)
また、収穫後、乾燥させて牛や豚、鳥などの家畜の飼料として利用されることも多い種類です。

 

2-3. ポップコーン

ポップコーンといえば映画館、ポップコーンといえばディズニーランドとイメージする方も多いのではないでしょうか?

ポップコーンは、身近にあるお菓子でありながら、トウモロコシからできているとはあまり認識されません。ポップコーンを食べ終わると破裂できなかったコーンが残ることもしばしばあり、その形を見ると、普段よく食べるトウモロコシ、スイートコーンの形にそっくりです。
しかし、スイートコーンを乾燥させて加熱してもポップコーンを作ることはできず、この種類のトウモロコシでないと、あのポップコーンにはなりません。

ポップコーンを作ったことがある方は、ポンッポンッポッポッポッポッと次々と破裂する音を聞いたことがあると思います。
これは、この種のトウモロコシは粒の皮が硬く乾燥させることで非常に硬くなります。この硬い粒を加熱することで、粒の中の水分が水蒸気となり膨張し、皮が圧力に耐え切れず程よい具合に皮が破れてポップコーンが出来上がるのです。

ポップコーン

2-4. ソフトコーン

 ソフトコーンは、粒の大部分がやわらかいデンプンで形作られていて、実がくだけやすく断面が粉状になるのが特徴です。
含まれているでんぷんの多くは、しなやかで濃度の薄いものであり、粉にして料理に使われるのが一般的だそうです。

 

2-5. フリントコーン

最近では、様々な国の食材をスーパーマーケットでも見かけるようになり、メキシコのタコスもよく食べられるようになってきたのではないでしょうか。
このタコスに使われるトルティーヤは、もともとトウモロコシの粉からつくられたもので、そのトウモロコシの粉の正体が、フリントコーンです。

フリントコーンは角状デンプンと呼ばれる硬いデンプンが粒の全体についているのが特徴で、先述したポップコーンも、もともとはフリントコーンからできたそうです。

加工して食用または家畜用飼料、工業用の原料に利用されることもよくあります。

 

2-6. ワキシーコーン

ワキシーコーンは、日本にも数種の在来種があるトウモロコシで、「もちトウモロコシ」として食べられてきました。

というのも、 粒の中のデンプンにもち性があり、若いうちに収穫して蒸すと、もちもちとした食感があるためです。黄色白色はもちろん、などの色を持つものもあります。

ワキシーコーンという名前は、完熟させると粒の表面がツルツルになり、ワックスをかけたように見えることから名前をつけられたともいわれています。

ワキシーコーン

 

ワキシーコーンに在来種があると知って驚きました。もちもちしてるトウモロコシ、日本にあるならいつか食べてみたいです。
さて、次回は、世界のトウモロコシ料理についてお話ししたいと思います!
お楽しみに!

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