【旬の食材を食べよう】トウモロコシ Part1
先日、あっま~いトウモロコシをいただきまして、改めてトウモロコシのおいしさに感動している今日この頃です。
私は、夏生まれだからか夏の食べ物が大好きで、トウモロコシも大好物のひとつ。
子供のころから、お母さんが茹でて大きなざるに山盛り盛ってくれた大量のトウモロコシを、窓を全開に開けた部屋で床に座って丸かじりするのが大好きでした。
家の畑でもトウモロコシを育てていて、畑からとってきては皮をむくのを手伝い、ヒゲで遊んだり、皮の間から出てきたナメクジに塩をかけて遊んだりしたことも覚えています。
さて、少し前置きが長くなってしまいましたが、今回からは、そんな私の大好きなトウモロコシについて、その栄養や種類、面白い食べ方、世界のトウモロコシなどをお話していきたいと思います。
目次
1.トウモロコシの栄養
2.トウモロコシの種類(Part 2)
3.世界のトウモロコシ料理(Part 3)
1.トウモロコシの栄養
トウモロコシには、次回の記事でもお話ししますが、様々な種類があり、その種類によって含まれる栄養は変わってきます。
ここでは、日本で私たちが普段食べているトウモロコシ「スイートコーン」についてお話します。
まず、スイートコーンは甘味種で、糖分が多いため甘みが強い品種です。
糖質やでんぷんなどの炭水化物が豊富で、茹でたトウモロコシの場合100g当たり99kcalと、野菜としてはカロリーが高めです。しかし、ビタミン類やその他の栄養素もたくさん含まれています。
ビタミン類だと、主に水に溶けるビタミン水溶性ビタミンが多く含まれ、ビタミンB1、B2、Cが豊富です。
これらの水溶性ビタミンは、茹でると水に溶けて出て行ってしまいますが、トウモロコシの場合は、その損失が少ないそうです。それでも少しは損失があるため、電子レンジを使って調理をすることで栄養の損失を最小限にできます。
その他にも、カリウムや葉酸などの微量栄養素も豊富で、アスパラギン酸やグルタミン酸、アラニンなどのアミノ酸も含んでいます。これらのアミノ酸は、疲労回復の効果や脂肪燃焼を助ける効果があるそうです。
また、とうもろこしは、収穫後は栄養や味が落ちやすく、時間が経つにつれて甘みや風味が急速に落ちてしまいます。そのた、すぐに調理するか、すぐ調理できない場合は、皮がついたままラップに包んで冷蔵庫で保存したほうがおいしさも長持ちします。
最後に、サラダや中華料理などでヤングコーンを食べることも多いと思いますが、これは、とうもろこしが大きくなる前に収穫した小さなコーンです。
スイートコーンと含まれる栄養素が少し異なり、タンパク質やカリウム、マグネシウム、ナイアシン、ビタミンB1などはより少なく、葉酸、β-カロテン、マンガン、カルシウムなどはより多いです。
さて、次回は、トウモロコシの種類について。
日本でもよく食べられるポップコーンも、また別のトウモロコシの種類、ということを考えると興味深いですね。
お楽しみに~!