みんなちがって、みんないい
昨日の記事に引き続き、「World Resort」についてのお話をしていきたいと思います。
今回からは、World Resortの「食」や「料理」の考え方について。
みんな違ってみんな良い
世界には、様々な料理があります。
国ごとに独自の料理が沢山あり、一国の中でも地域ごと特徴的な料理も存在します。それは、その土地でとれる食材やその土地の環境、歴史、文化、風習、暮らしなどと密接に関係しているからです。
つまり、「人の数だけ、料理する人の数だけの料理が存在する」とも考えられます。
料理には、料理した人の人生がつまっています。
その料理に込めた思い、その料理から思いおこされる過去の思い出など、そういったものは、味となってあらわれ、唯一無二の料理をつくり上げます。
例えば、昨年、私の運営するグローバルなシェアハウス "リバ邸からふる" で定期的に行っていた「世界の料理パーティー」では、その時にいる外国人の友達に出身国の料理を教えてもらって一緒に作り、お客さんをたくさん呼んで一緒に食べていました。
あるとき、香港人の友達と「香港パーティー」を開催し、水餃子を作ることになったのですが、大量の冷凍餃子を買おうとしたときには、
「手作りの作りたての餃子と冷凍餃子では全然おいしさが違うんだよ!」
と教えてもらったり、餃子から手作り売ることになって作っていた時に、
「私のお母さんは、この餃子をすごく早く作れるんだよ!」
とか
「この料理は、レモンティーとすごく合うんだよ!」
と教えてもらったりしました。
そんな風に、わたしたちひとりひとり、故郷の料理にまつわる物語や思い出を持っており、それが、味となってあらわれ、唯一無二の料理をつくり上げるのです。